児童たちに本を寄贈した大島さん(左)

 【鹿沼】鹿沼東高JRC(青少年赤十字)部は22日、昨年の台風19号で大きな被害を受けた清洲第一小に生徒たちから集めた絵本や児童書など63冊を寄贈した。

 清洲第一小の校舎には思川の氾濫で土砂などが流入し、1階にあった1、2年生の教室が浸水。教室内にあった学級文庫20~30冊が水浸しで読めなくなっていた。

 さまざまなボランティア活動を行っている同部は、新型コロナウイルス禍でもできる活動として本の寄贈を企画した。9月に週1回、校内放送で協力を呼び掛け、昇降口に本の回収ボックスを設置。今月、集まった本の消毒作業を行った。 この日は、本の寄贈を提案した同部1年の大島野々花(おおしまののか)さん(16)が清洲第一小を訪れ、図書委員の児童4人に「かいけつゾロリ」などを手渡した。図書委員長の渡辺龍心(わたなべりゅうしん)君(12)は「新しい本が増えるのはうれしい。ありがとうございます」と感謝した。

 大島さんは「活動をしていく中で責任感が生まれ、今は達成感がある。楽しく本を読んでほしい」と話した。