そば喰稲荷で祈願する日光手打ちそばの会の会員ら(左)

 【日光】市内のそば店でつくる「日光手打ちそばの会」(我妻一義(わがつまかずよし)会長)は28日、今市の浄泉寺境内にある「そば喰(く)い稲荷」に新そばを奉納した。

 そば喰い稲荷は、そばを奉納すると夜泣きが治るという沢蔵司(たくぞうす)稲荷の通称。「そばのまち日光」のルーツの一つとされる。

 同会は例年、秋の一大イベント「日光そばまつり」に合わせて、同所にそばを奉納する。今年は新型コロナウイルスの影響でそばまつりは中止だが、代替イベントとして「日光手打ちそばスタンプラリー」を11月14日から実施する。

 奉納では報徳二宮神社の武内聡史(たけうちさとし)禰宜(ねぎ)(37)が神事を執行。同会の役員ら8人が参列し、同会加盟店12店舗の新そば(約4千グラム)を奉納した。今年は商売繁盛などのほか、新型コロナの収束を祈願した。

 会を代表し玉串をささげた我妻会長(66)は「コロナで断ち切られた絆をそばでつなげる。コロナ禍の中、苦難を乗り越えていきたい」と話した。