小山市文化センター大ホールのステージでリハーサルを行う4人

 【小山】新型コロナウイルスの影響で全ての公演が中止・延期となっていた市文化センター大ホールで31日、約8カ月ぶりの演奏会が開かれる。市在住・出身の音楽家4人が「小山deおしゃべりクラシック」と題し、客席の距離を十分取るなど感染対策を踏まえた「アフターコロナを見据えたコンサート」に挑戦する。

 出演はバリトン荒井雄貴(あらいゆうき)さん(36)、バイオリン上保朋子(じょうほともこ)さん(42)、ビオラ生沼晴嗣(おいぬませいじ)さん(72)、ピアノ知久絵里香(ちくえりか)さん(38)。荒井さんが小山にゆかりのある音楽家で演奏会を開こうと企画した。感染防止のため全1012席に対し観客は300人に限定。有料生配信も行う。

 4人は22日、同ホールのステージで久しぶりのリハーサルに臨んだ。上保さんは「生で聴いていただけることが一番うれしいけど、仲間と集まって呼吸を合わせてアンサンブルができるのもうれしい」と顔をほころばせた。

 当日は特別編成によるシューベルトの「魔王」などを披露。プロジェクションマッピングやトークを交えて進行する。荒井さんは「ここでしか楽しめない非日常的な空間に足を運んでもらいたい」と話している。

 午後2時開演。チケットは全席指定1500円。有料配信500円。(問)同センター0285・22・9552。