県内最大の労働団体、連合栃木は28日までに、11月15日投開票の栃木県知事選と宇都宮市長選について、いずれも「自主投票」とする方針を固めた。両選挙とも新人の候補予定者から推薦を求められたが、組織としての支援は見送る。

 市長選では、出馬を表明している弁護士で無所属新人の須藤博(すどうひろし)氏(76)=立憲民主、共産、社民推薦=の陣営から推薦要請があり、対応を協議していた。

 これまで須藤氏との間に継続的な連携がなかったことや、基本的に70歳以上の新人は推薦しないという方針に加え、投開票までの期間が短く、各構成組織や組合員への浸透が図れないことなどが難点となり、自主投票とした。

 知事選では元NHK宇都宮放送局長で無所属新人の田野辺隆男(たのべたかお)氏(60)から推薦要請があった。だが田野辺氏は連合が支持する立民をはじめ各政党の推薦や政策協定を拒んでいることなどから、積極的な支援には至らなかった。