新型コロナ禍での需要喚起などを目的に、宇都宮商工会議所は11月1日から、宇都宮餃子(ぎょーざ)会と連携し、宇都宮餃子の配送無料キャンペーン第2弾を展開する。宇都宮市の来らっせ本店と同パセオ店で2千円以上を買い上げ県外に配送する場合、配送料が無料となる。都道府県魅力度ランキングで本県が初の最下位に転落したことを受け、配送する冷凍ギョーザには県の観光ガイドブックを同封する。
同商議所によると、7月の前回キャンペーンは全国からインターネットで注文を受け付け、開始から半日で予算額に達した。今回は対象を2店舗の来店客とし、県外配送に限定した。
冷凍ギョーザの1回の配送料はおおむね1千円超で、同商議所は2700件分の利用を見込む。期間は12月31日までで、予算額に達した時点で終了となる。
ギョーザの需要喚起と併せて同封したガイドブックで全国の人に本県をPRする。同商議所の担当者は「ギョーザを通じて魅力度アップに貢献したい。コロナ禍が落ち着いたら栃木県、宇都宮市に来てほしい」と話している。