収穫最盛期を迎えたユズ=23日午前10時45分、茂木町山内

 栃木県茂木町で特産のユズが黄色い実を付け、農家は連日収穫に追われている。

 5千本以上の木が植えられている同町山内地区。良質なユズを栽培する農業石河福三朗(いしかわふくさぶろう)さん(78)方では、谷あいの棚田だった南向きの斜面35アールに約300本を丹精して栽培している。23日は雲一つない青空の下、長女弓枝(ゆみえ)さん(49)、孫の中学1年樹奈(じゅな)さん(13)が収穫のお手伝い。親子3世代で摘み取りに精を出した。

 柔らかい日差しを浴びてまぶしいほど黄色に染まった大粒の実を、枝の鋭いとげに注意しながら次々に枝から切り離し、籠に入れた。石河さんは「7月の長雨で苦心したが、不作だった昨年より4割増し。例年並みの出来になった」とホッとした表情で話した。

 収穫は12月半ばまで続くという。