出荷を待つ干し大根=1日午前10時55分、鹿沼市茂呂

 正月用の漬物などに使われる干し大根の出荷が、栃木県鹿沼市内の農家で最盛期を迎えている。ハウス内には出荷を待つ白い大根が、冬の日差しを浴びながらところ狭しと並ぶ。

 同市茂呂、農業市田博(いちだひろし)さん(52)方では、11月中旬に干し大根用の品種約3万5千本を収穫。10本前後をすだれ状に束ね、1、2週間ほどハウス内で乾燥させている。干すことで甘みが増し、漬物にする際に味が染み込みやすくなるという。

 1日は出荷に向け、大根の間隔を空けて乾燥させる作業が行われた。市田さんは「肌がきれいで良質な大根ができ、干し上がりも順調。時期が限られているので、早めに食べてほしい」と話した。出荷作業は12月上旬まで続く。