大鍋の中であめ色に輝く「鮎甘露煮」=3日午後2時20分、大田原市黒羽向町

 お歳暮シーズンを迎え、栃木県大田原市黒羽地区の名物「鮎(あゆ)甘露煮」作りが最盛期を迎えている。

 同市黒羽向町の「高橋商店」では3日、3代目社長高橋俊一(たかはししゅんいち)さん(64)が調理場に立ち、炭火で串焼きしたアユを煮込んだり、味付けしたりする作業に追われた。あめ色に輝く甘露煮が出来上がるまで4日ほどかかるという。

 店頭と郵送で販売しており、今年も全国から注文が相次ぐ。一部の商品は既に品切れだという。高橋さんは「自分が納得できる味が出せるよう毎日がんばっている。今年はコロナ禍で一時休業を余儀なくされたが、安定的に客が来てくれている」と話している。