体育館に張られたテントの下に段ボールで寝床を作る児童ら

 【日光】今市小で5日、6年生向けの1泊2日の「防災訓練キャンプ」がスタートした。6年生25人を含む親子連れ約70人が参加し、避難所体験などひと味違ったキャンプを楽しんだ。

 新型コロナウイルス禍が続く中、父親30人のグループ「今市小ICM」(通称おやじの会)が小学校生活最後の思い出づくりをしようと初めて企画。災害時、地域の避難場所となる学校でのキャンプを通じて「非常時を乗り越えるために仲間と協力し、日常にある物で工夫しながら挑戦するということを身に付けてほしい」と企画者の猪瀬忠之(いのせただゆき)さん(50)は話す。

 感染対策が講じられる中、子どもたちは体育館に張られたテントの下に段ボールで寝床を作ったり、中庭でキャンプファイア用のまきを割ったり。夕食には自分たちで調達した材料で2種類のカレーを作り、招待した母親らに振る舞った。冷え込む中、ペットボトルで湯たんぽを作るなど貴重な経験を積んだ。6日はラジオ体操などを行う。

 6年茂庭領(もにわれい)君(11)は「キャンプは初めて。今年はコロナで散々だったけれど、今日はみんなで協力して大人の手伝いもできてとても楽しい」と笑顔を見せた。