舞楽「迦凌頻」を舞う子どもたち

 【足利】三味線や舞楽などを習う子どもたちの「地域伝統芸能体験成果発表会」が11日、有楽町の市民会館大ホールで開かれ、2団体が修練した芸を披露した。

 市教委などの主催。伝統芸能を普及、継承する文化庁の支援事業の一環として毎年行っており、14回目。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため和太鼓2団体が出演を取りやめ、観客も近親者に限定した。

 オープニングを飾ったあしかが子ども歌舞伎親子体験教室のメンバーも、新型コロナの影響で都内から指導者を呼ぶことができず、活動20年目の今回初めて「舞楽」に挑戦した。9月から練習した演目「迦陵頻(かりょうびん)」を足利、上毛両雅楽会の演奏に合わせて優雅に披露した。

 東山小6年上原姫夏(うえはらひめな)さん(12)は「お客さんは少なかったけれど、豪華な舞台で本番を迎えられてうれしかった」と笑顔だった。

 このほか、杵家会足利支所長唄登会・登喜和会のメンバーが三味線で童謡や長唄を披露した。