食品の箱詰め作業を行うフードバンクうつのみやのスタッフ=16日午後、宇都宮市泉が丘3丁目

 新型コロナウイルスの影響で生活に困窮する人を支えようと、NPO法人フードバンクうつのみやは16日、宅配による食品配布を行った。事前に申し込みのあった県内の大学生ら51人に、コメや缶詰などの詰め合わせを送った。

 同法人は昨年6月から、新型コロナで影響を受けた人向けの食品配布会を定期的に開いてきた。8回目の今回は、本県が国の緊急事態宣言の対象区域に含まれたことを受け、急きょ宅配便での送付に切り替えた。

 16日は、宇都宮市泉が丘3丁目の同法人支所で食品の箱詰め作業を実施した。同法人のほか、食品寄贈に協力した済生会宇都宮病院の職員が参加した。1人約8キロ分の食品や困った際の相談先を載せた資料を入れ、同日中に発送した。

 同法人の伊東由晃(いとうよしあき)事務局長(40)は「新型コロナの影響で仕事が減り、生活に困る人は増えている。感染対策を徹底し、活動は継続していく」と話した。レトルト食品や缶詰などは常に不足する傾向にあるため、同法人では食品の寄贈も引き続き受け付けている。