「インターパーク倉持呼吸器内科」の駐車場に張られていた中傷の紙(倉持医師のツイッターより)

 新型コロナウイルス対策についてメディアなどで積極的に情報発信している倉持仁(くらもちじん)医師(48)が院長を務める「インターパーク倉持呼吸器内科」(宇都宮市中島町)にカッターの刃が送りつけられていたことが18日までに、倉持医師などへの取材で分かった。相談を受けた宇都宮南署は、脅迫の疑いも視野に捜査している。

 倉持医師によると、14日にカッターの刃1本が封筒に入って同院に郵送されてきた。封筒には日本医師会の関係者をかたった差出人の名前が記されていたという。

 さらに17日朝には、同院の駐車場に設置された複数のポールに「コロナが拡大したのは、インターパーク内科がTVに出たため」などと中傷する紙が貼られているのが見つかった。

 同院と類似する名称の医療機関にも同様の張り紙がされていたという。

 倉持医師は「以前から嫌がらせのはがきが来たり、ツイッターに匿名で好き放題書き込まれたりすることはあったが、今回は非常に悪質。新型コロナに一生懸命対応している職員の身の安全が一番心配」と憤る。

 「新型コロナでは誰が、何が、どの情報が正しいのか分からない中で、誤った言説を信じてしまうという面もあるのではないか」と指摘した。