日光東と日光の県勢同士が対決したアイスホッケー関東予選決勝=2020年12月6日、細尾ドームリンク

 日本中学校体育連盟(中体連)は18日、新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、今月末から2月にかけて行う予定だったスキー、スケート、アイスホッケーの冬季の全国中学校体育大会を中止すると発表した。中体連によると、冬季大会の中止は史上初めてという。

 大会中止の一報を受け、本県から出場を予定していた選手ら関係者には動揺と落胆が広がった。

 アイスホッケーの関東予選で優勝し、シードとして集大成の大会に臨むはずだった日光東中。この日の放課後に斎藤宏幸(さいとうひろゆき)監督が選手を集め大会中止の決定を伝えると、選手たちは驚いた表情を浮かべたという。チームをまとめてきた寺内理雲(てらうちりうん)主将は「全国中学大会を最大の目標に練習してきた。本当に残念」と声を絞り出した。

 アルペンスキー男子の権田(ごんだ)武蔵(むさし)(宇都宮大付)は2年生だった昨年、全国中学大会の回転で6位に入賞した実力者。今年は優勝を視野に入れていただけに、「悔しいし、正直割り切れていないところもある」と複雑な心境を吐露した。

 今後は3月下旬に北海道で開催されるジュニアオリンピックカップに照準を合わせてトレーニングを継続する考えで、「くよくよしていても先につながらない。早生まれの高校生と競う大会だが、ぜひ優勝したい」と気持ちを切り替えていた。