ハウス内に実ったバナナ=21日午前10時40分、益子町生田目

 栃木県内では珍しいバナナの収穫が、益子町生田目のビニールハウスで始まっている。

 果樹生産や青果物の栽培研究を行う株式会社「あやね」が2年前から取り組んでいる。取引先などへの贈答用として栽培を始めたが、現在は道の駅ましこや同町内のカフェにも出荷。道の駅では冷凍したバナナを加工したスムージーも人気だという。

 室温20度に保たれたハウス内には、高さ4~7メートルに生育したバナナの株が茂っている。粘り気や甘みが強いグロスミッチェルという品種で、年間を通して収穫できるという。

 21日は従業員らがバナナの収穫や株の枝切りなどを行った。ハウスを管理する大塚克明(おおつかかつあき)さん(63)は「数は多くないが、無農薬で栽培し、食べた人からは好評です」と話した。