【高根沢】町は22日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために成人式が中止となった本年度の新成人に対し、一律2万円を「はなむけ」給付金として支給すると発表した。同日の臨時町議会で町執行部が説明し、本年度一般会計補正予算で社会教育費として670万円を充てる案が可決された。

 対象となる新成人は約330人。今月中に案内を郵送し、2月1日~3月5日に給付申請を受け付ける。

 町は1月3日に例年通りの成人式開催を予定していたが、昨年12月24日に2部制への変更を決定。同29日に県の警戒度レベルが「特定警戒」に引き上げられたことを受け、翌30日に中止を決めた。

 中止決定後、町は振り袖や着付け、ヘアーメークといったキャンセル料の助成を検討。新成人で構成する実行委員会との意見交換で「式開催日が間近で、キャンセルする人がほとんどない、または、できない場合が多い」との声が上がったことなどを受け、給付金の一律支給に変更した。

 担当する町教委生涯学習課は「『はなむけ』には感謝の意味と新たな旅立ちの前途を祈る気持ちが込められている」としている。