差し入れの準備をする関係者ら

 【宇都宮】東武宇都宮百貨店は新型コロナウイルス禍と闘う市保健所や病院に夜食用のパンを差し入れしている。昨年末に始まり、これまでに6回行った。

 差し入れしているのは同百貨店内のパン店「ポンパドウル宇都宮店」で売れ残ったパン。同店は原則廃棄していたが、百貨店から「医療現場などにおいしく食べられる夜食を提供したい」と提案を受け、フードロスの観点からも協力を決めた。ポンパドウル第二事業部2課の市野瀬政喜(いちのせまさき)課長(40)は「現場はすごく大変だと思う。食事の楽しさを提供したい」と話す。

 パンを受け取った市保健予防課の木原晴子(きはらはるこ)課長(53)は「職員の励みになっている。保健所の状況を心配し、応援していただけてありがたい」と感謝している。

 同百貨店は今後も継続する予定で、高木史枝(たかぎふみえ)総務部担当部長(48)は「地域の力になりたい」と話している。