出荷作業が最盛期を迎えたハナモモ=18日午前8時40分、那珂川町小砂

 3月3日の桃の節句を前に、栃木県那珂川町小砂(こいさご)の笹沼園芸で、ひな祭りの飾りなどに使われるハナモモの切り枝の出荷が最盛期を迎えている。

 同園芸ではハナモモの花芽が付いた枝木を切り出し、高さ120センチと80センチの2種類にそろえて束ねる。直射日光の当たらない「室(むろ)」と呼ばれる温室でつぼみがピンク色に膨らむまで育てた後、箱詰めする。

 出荷は今月始まり、18日も笹沼巧(ささぬまたくみ)代表(40)ら6人が手際よく作業を進めた。笹沼代表は「最近の暖かさでつぼみの膨らみが早くなっている。花の付きは例年通り良好です」と自信を見せた。

 桃の節句までに約4万本を東京都や宇都宮市の生花市場に出荷する。