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 体育でもおなじみのマット運動は、自分の体を思い通りに動かす能力を高めることができます。前回は壁倒立の練習法を紹介しましたが、今回は側転をマスターするためのトレーニングを紹介します。

 一見すると側転と壁倒立は別物に思われますが、壁倒立は両手を真横にそろえて付くのに対して、側転は手を着くタイミングをずらして縦に並べるように置くことがポイント=写真1=で、体重を手で支えたり足で蹴り上げたりすることは一緒です。倒立をマスターしてから側転を練習するとスムーズにできるようになります。

 側転をする時に最初の立ち位置を横向きにしがちですが、横向きでは足を振り上げるのが難しくなってしまいます。倒立の延長にあると考えて、体は真っすぐ前を向いた状態から体をひねって側転するようにしましょう=写真2。

■側転の練習

 (1)マットに手→手→足→足の順番で着き、回る感覚をつかむ。この時に多少肘や膝が曲がっていてもOK。最初に着いた手が残らないように、突き放すよう手を離すことを心掛ける。

 (2)手足が着くタイミングのずれの感覚がつかめてきたら、肘や膝をしっかり伸ばして側転の動作を大きくしていく。

 回転すると同時に体が左右どちらかを向いて着地するのが側転ですが、空中で足をそろえて進行方向と反対向きに着地するとロンダート(半ひねり)になります。繰り返し練習して、難しい技にもチャレンジしてみてください。

 (尾方裕貴(おがたひろたか)・セントラルフィットネスクラブ宇都宮インストラクター)