ハウスの外にある飲食スペースで摘み取ったイチゴを食べる家族

 【鹿沼】イチゴ狩りができる酒野谷の出会いの森いちご園が、新型コロナウイルス感染防止対策を万全にして22日、本格的に再開した。県の警戒度レベルが「感染厳重注意」に引き下げられたことを受け、市新型コロナウイルス感染症対策本部が掲げた「緊急事態宣言地域からの利用は休止」との対応で、利用者制限を緩和した。運営する農業生産法人かぬまの担当者は「実質、今シーズンの始まりと思って頑張りたい。多くの来場者を期待したい」と話す。

 今シーズンはイチゴ摘み取り園として1月3日に開園。コロナ対策として来場者に検温、手指消毒、連絡先などの記入をしてもらい、ビニールハウス内ではマスクをして食品トレーに摘み取りのみ。食べるのは新たにスタッフ手作りで16テーブルを設けた屋外の飲食スペースとした。ハウス内での飛沫(ひまつ)防止などの狙いがあるという。

 しかし、国の緊急事態宣言再発令を受け、1月15日からイチゴ狩りは中止。宣言が解除された2月8日から21日までは、市内在住者に限って営業してきた。ハウス32棟を抱えるがこの間、直売を強化して乗り切ったという。

 再スタートを切り、23日は約120人がイチゴ狩りを楽しんだ。家族4人で訪れた宇都宮市鶴田町、会社員佐藤慶太(さとうけいた)さん(32)は「甘く、おいしいイチゴ。コロナ対策もしてあり、安心して楽しめる」と話す。

 コロナ対策を企画した同法人の福田朗(ふくだあきら)さんは「例年、休日、祝日は200~250人の来場者があるのでこれから。今シーズンは食べるための移動も考え時間を30分から45分に拡大した。おいしいイチゴをたくさん食べてほしい」とPRする。

 2月の料金は大人1800円、小学生1500円、幼児1千円。(問)同園0289・60・0175。