【佐野】新型コロナウイルスのワクチン接種について、市は25日の市議会一般質問で、市内56カ所の医療機関が個別接種に協力することを明らかにした。かかりつけ医などで1週間に約3700人の接種が可能となる。合わせて実施する集団接種には48機関が協力。土日に市庁舎と市田沼中央公民館を使用し、同720人が受けられる体制を目指す。早川貴光(はやかわたかみつ)氏(無会派)の質問に答えた。

 市は2日、かかりつけ医など身近な診療所での個別接種を中心とする「練馬区モデル」を念頭に体制を構築する方針を明らかにしていた。問診時間の短縮や市民の安全のために協力に応じる医療機関が多く、目標としていた50カ所を上回る結果となった。

 国の指定する期間内に終わらせるためには1週間に5千人以上接種する必要がある。今回の協力で個別、集団合わせて1週間に約4400人が可能となり、短期完了への大きな前進となった。

 ワクチンがいつ、どのくらい届くかで接種人数も変わる。ゴールデンウイーク期間の接種体制など課題も多いが、市の担当者は「予想以上の協力が得られたことに感謝している。集団接種のやり方も含めて、より一層医師会と連携して準備を進めていく」と話した。