入学希望者の確保に向け、地域と一体で学校の魅力づくりに取り組む日光明峰高=26日午後、日光市久次良町

 2021年度栃木県立高全日制一般選抜入試の出願が確定した26日、小規模特例校となっている日光明峰高の出願者は前年度比13人減の16人に留まった。特色選抜合格者の25人を合わせた数は41人で、募集定員の3分の2を下回る厳しい結果となった。仮に22年度の入学者も3分の2未満となった場合は、統合などが検討される可能性がある。

 同校は18年度から、1学年4学級以上の適正規模の維持が困難な特例校となった。特例校には2学級と3学級があり、同校は2学級の特例校となっている。2学級特例校の場合、生徒を募集して3年目以降に入学者が2年連続で募集定員の3分の2未満となると、原則として統合などが検討される。

 同校の募集定員は80人で、仮に今回の出願者全員が合格したとしても定員の3分の2以上となる54人に至らない。

 特例校は地域住民らが学校運営に参加する学校運営協議会制度が導入され、地域と一体で魅力ある学校づくりが進められている。同協議会の議論などを踏まえ同校では、学校広報誌の発行などによる積極的なPRや独自のオープンスクールの開催、下宿先の確保などに取り組んできた。

 その結果、20年度の入学者は55人で3分の2を超えたものの、今回は届かなかった。同校の丸茂博(まるもひろし)校長は「今回の出願はやや少ないけれども、本校を選んでくれた生徒に夢や希望を与えられる学校にしたい」と話した。

 今後、5月ごろに新年度最初の同協議会が開かれ、今回の結果を踏まえた議論が行われる。