マスク姿で式に臨んだ卒業生と保護者ら=1日午前10時、那須町寺子乙

 栃木県立高の全日制57校と定時制7校の卒業式が1日、各校で行われ、約1万2千人が思い出を胸に学びやから巣立った。

 創立60周年で2020年度から3学級の小規模特例校となった那須町の那須高では、普通科とリゾート観光科の計102人に卒業証書を授与した。式では新型コロナウイルス感染症対策として検温や手指消毒を行ったほか、校歌などの斉唱は中止して録音した歌を会場に流した。

 志賀直樹(しがなおき)校長(60)の式辞などに続き、卒業生代表の宇梶(うかじ)ほのかさん(18)は「どんな困難にぶつかっても、それに立ち向かう勇気と方法を那須高校で手にした」と力強く答辞を述べた。

 4月から観光業に従事する甲谷実愛(こうやみあ)さん(18)は「コロナで難しい分、友人たちと協力していろいろな行事ができた。悔いなく卒業できる」と話した。

 県教委によると、一部の定時制や通信制、特別支援学校などの卒業式は、2日以降に順次行われる。