【宇都宮】佐藤栄一(さとうえいいち)市長は1日までに、新年度の幹部人事の骨格を固めた。副市長に就任する見込みの酒井典久(さかいのりひさ)行政経営部長(60)の後任に、小関裕之(おぜきひろゆき)市民まちづくり部長(59)の就任が濃厚。総合政策部長には、青木克之(あおきかつゆき)同部次長(55)の昇任が有力視されている。

 3月末で定年退職となる部長級職員は酒井行政経営部長、鈴木孝美(すずきたかよし)総合政策部長、塙雅彦(はなわまさひこ)子ども部長、千賀貴司(せんがたかし)環境部長、寺澤悦夫(てらさわえつお)中央卸売市場長の5人。

 新年度は、新型コロナウイルスの拡大防止と社会経済活動の両立に最優先で取り組むとともに、情報通信技術(ICT)を活用し利便性の高い「スーパースマートシティ」の実現に向け、重点施策を推進できる布陣を意識したとみられる。

 行政経営部長就任が濃厚な小関氏は人事課長、危機管理監など内部管理部門の経験がある。コロナ対策や次世代型路面電車(LRT)整備費の増大などで一層求められる効率的な行政運営実務のかじ取りを担う。

 総合政策部長に就くとみられる青木氏は、「第6次総合計画」に掲げた六つの「未来都市」実現に向け、まちづくりの方向付けを担当する。

 子ども部長に大竹信久(おおたけのぶひさ)経済部長(58)、後任の経済部長には笹野賢治(ささのけんじ)同部参事(都市魅力創造担当)(58)の起用が有力。環境部長に船山伸一(ふなやましんいち)理財部長(58)が就くもようだ。理財部長に高野裕之(たかのひろゆき)行政経営部次長(55)が、市民まちづくり部長には鈴木信夫(すずきのぶお)経済部次長(55)が昇任する見通し。

 一方、新設の保健福祉部参事(地域共生担当)に、君島修(きみじまおさむ)都市整備部参事(LRTまちづくり担当)(57)の登用が見込まれる。都市整備部参事(NCC=ネットワーク型コンパクトシティ=担当)には佐藤斉(さとうひとし)保健福祉部次長(56)が就く方向だ。