【益子】益子陶器市運営委員会は3日、益子駅舎で会議を開き、新型コロナウイルスの影響で「第105回春の陶器市」が中止になった町内で今春、初のイベント「益子モノ市」を開催することを正式に決めた。5月の毎週土日に陶芸メッセ・益子芝生広場でテント約40~50が出店し益子焼や木工芸品、布製品を販売するとともに、城内坂通り沿いなどで複数のテント村が営業する。

 会議で「益子モノ市」実行委員会が結成され、実行委員長に塚本倫行(つかもとのりゆき)町観光協会専務理事(58)を選出した。

 開催日は5月8、9、15、16、22、23、29、30の計8日間。新型コロナ対策で芝生広場のイベントは1日の入場者を600人(入れ替え含め1千人)に限定し、原則ネットでの事前予約とする方針。入場者数の状況に応じて当日入場も可能で、来場時の検温やマスク着用、手指消毒の徹底などを呼び掛ける。

 出店対象は通常開催だった2019年の陶器市出店者とし、今週末から実行委が参加を募る。一方、例年出店していた恒例のテント村17カ所のうち、4カ所前後で開催が検討されているという。感染拡大で再び緊急事態宣言が発令された場合などは中止とする。

 塚本委員長は「陶器市の代替イベントという位置付けではなく、陶器市が再開しても継続する新たなイベントとして定着させていきたい」と意欲を語った。