建設が進むプレハブ型の応急仮設病棟=4日午後2時、宇都宮市中島町、小型無人機から

 新型コロナウイルス感染症を専門とした応急仮設病棟の建設が、宇都宮市中島町のクリニック「インターパーク倉持呼吸器内科」で進んでいる。二次感染を防止する高度な医療設備を備え、今月中に完成する予定。逼迫(ひっぱく)する医療体制の緩和に貢献する。

 仮設病棟は軽症から中等症までの患者が対象。プレハブ型で同クリニック隣接地に建設中。1人が入院できる個室10棟と、ナースステーションなどの関連棟9棟で構成する。総事業費は約1億円。国、県が予算の一部を補助する。

 個室は約10平方メートル。陰圧、酸素設備があり、ベッドに横たわった患者を屋外の小窓から診療できる。シャワーやトイレ、テレワーク向けの簡易机や無線LANも備える。4日現在で受け入れに必要な最低限の設備が完成し、今後、保健機関と連携して稼働させる。

 同クリニックの倉持仁(くらもちじん)院長(48)は「院内感染の防止に効果的な病棟。重症化する前の迅速な治療を目指したい」と話している。