弓矢で的を狙う児童たち

 さくら市氏家の上松山児童センターで2日、「コロナ退散流鏑馬(やぶさめ)大会」が開かれた。上松山小の児童約50人が手作りの弓矢を使って的を狙った。

 新型コロナウイルス禍の中、子どもたちのストレス解消の場にしようと同センターが企画した。センターを運営する市社協(田中耕一(たなかこういち)会長)や同センター職員が3日かけて道具を手作り。矢は植物の茎で作り、弓は昔の遊び道具に準じて竹とひもで仕上げた。

 「コロナ退治終息を願う」と書かれた六つの的は矢が当たると回転し、裏面に描かれたアマビエが登場する仕組み。的の両面には、医療従事者やコロナ患者への偏見や差別防止を訴える「シトラスリボン」も描かれた。

 児童たちは職員の「インヨーイ」という流鏑馬風掛け声に後押しされ、1人3本ずつ矢を放った。最初に的中させた6年の片岡碧愛(かたおかあおい)さん(12)は「最後の矢で当てることができて、うれしかった」と話していた。