指導を受けながら地機織りを体験する児童

 【小山】地場産業の本場結城紬(つむぎ)を学ぶ「ふるさと学習」に取り組む絹義務教育学校の6年生25人は、手作業で進める特徴的な制作工程の一つ「地機織り」を体験している。24日の修了式までに、1日数人ずつ挑戦する予定だ。

 同校がある絹地区は古くから養蚕が盛ん。ふるさと学習では1~6年生が養蚕や糸つむぎ、染色など工程を体験して結城紬を学んでいる。地機織りは、右足に掛けたひもを引いたり戻したりして織機に取り付けた上下の縦糸を入れ替えながら、専用の道具を手際よく使い横糸を編み込むのが特徴。

 初日の2日は2人が体験。編み込む横糸は5年生の時に自分で染めた真綿からつむいだ。講師として招かれた地域住民に手順を教わりながら、カシャンカシャンと音を立てて、テンポよく作業を進めた。吾妻駿(あづましゅん)君(12)は「足の使い方が難しく、力が要る作業だった」と話していた。