ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を指揮する佐渡さん(中央右)と演奏するピアニストの反田さん(同左)=7日午後5時15分、足利市民会館

 欧州で活躍する世界的指揮者とピアニストが共演する「佐渡裕(さどゆたか)/反田恭平(そりたきょうへい)withジャパン・ナショナル・オーケストラ特別編成」(下野新聞社など主催)が7日、足利市有楽町の市民会館で開かれ、市民ら約700人が難曲構成のプログラムを堪能した。

 昨年10月にウィーンの楽友協会で成功を収めたコンビが、精鋭のオーケストラと国内10都市を巡るツアーの一環。この日は、ハイドンの交響曲第44番「悲しみ」に続いて反田さんが登場し、ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」と「ピアノ協奏曲第3番」を立て続けに演奏し、観客をうならせた。

 同会館は足利高・足利女子高の統合新校に敷地を提供するため、6月末に閉館する。2006年の初公演以来、14回公演した佐渡さんは「当時の関係者の熱意に打たれ、続けてきた思い出の地。また形を変えてお目に掛かりたい」と話した。