実況見分のために集まった警察官や消防隊員=8日午前9時、足利市西宮町

 足利市西宮町の両崖山(251メートル)で発生し鎮圧された山林火災で、栃木県警などは8日午前9時ごろから約4時間、現場の実況見分を行った。県警は、引き続き原因を調べている。

 県警本部や足利署、県、市、市消防本部の計約25人が本経寺境内に集合。同署の八木沢良二(やぎさわりょうじ)刑事管理官は「足場の悪い中でけがをしないよう声を掛け合いながら、出火原因の究明に努めて参りましょう」と訓示した。その後、署員らはロープやメジャーを抱え、付近の登山道から入山していった。

 捜査員らは、火元とされる両崖山山頂から南西約200メートル付近などで、山林の燃え方や火の広がり方、神社など建物の焼け方を重点的に調べた。

 火災は2月21日に登山者の119番で判明。市は今月1日、ほぼ火を消し止めたとして鎮圧を宣言した。