ひなに餌を与えるコウノトリの親鳥。足元に2羽のひなの頭部が見える=5日午前9時、小山市下生井の渡良瀬遊水地人工巣塔(星野義和さん撮影の動画から)

 栃木県小山市は6日、同市下生井の渡良瀬遊水地で営巣している国の特別天然記念物コウノトリのペアから生まれたひなが、少なくとも3羽いることを動画で確認したと発表した。これまでは1羽のひなしか確認できていなかった。

 動画を撮影したのは同市出井、無職星野義和(ほしのよしかず)さん(69)。5日午前9時ごろ撮影した。自宅に戻ってモニター画面で確認し、人工巣塔の巣の中で親鳥に餌をねだる3羽のひなが映っていると分かり、市に提供した。

 最初の1羽も、星野さんが撮影した動画で確認された。それから連日のように現場で撮影し、今月4日には「2羽いると分かっていた」。5日の動画で3羽確認した時は「まさか、と声を上げて喜んだ」と話す。

 3羽のひなは3月29日にふ化したと推定される。撮影時点では生後1週間とみられる。