加藤公博氏

 「子ども医療費18歳までの無償化や、キリンビール栃木工場跡地の企業誘致によって今後700人程度の雇用増が見込めるなど、大きな希望が見えてきた」と現職としての実績を振り返る。国が全国の自治体に求めた人口ビジョンを他に先駆けて策定した。

 町政運営に生かしているのは、銀行マン時代に培った「経営者の視点」。「土地改良事業に基金を創設し、農業者の個人負担額を求めない」「都市計画税を廃止し、約15%の固定資産税軽減につなげる」といった3期目の政策にも反映されている。農村部、市街地の両面から、定住人口増加に結び付けたい考えだ。

 新型コロナウイルス禍の中の選挙戦。最優先施策は「ワクチン接種で町民の命を守ること」とした上で、「幼稚園・保育園の副食費や小中学校給食費の減免など、4年間で何をするのかを明確にした。この一つ一つが争点と思っている」と訴える。

 空いた時間には、庭仕事で汗を流す。宝積寺に妻と2人暮らし。