県内「ミニ統一選」の前半戦、任期満了に伴う佐野市長選と同市議選、高根沢町長選は11日、投票が行われ、即日開票される。

■佐野市長選

 佐野市長選は新人の行政書士高際弘幸(たかぎわひろゆき)氏(64)、新人の前市議井川克彦(いがわかつひこ)氏(64)、5選を目指す現職の岡部正英(おかべまさひで)氏(82)、新人の前県議金子裕(かねこゆたか)氏(58)の無所属4人が立候補し、市政の継続か刷新かを問う選挙戦を繰り広げている。

 高際氏は「20年は長すぎる。5選阻止」を掲げ、草の根運動を展開。防災面の強化を力説している。

 井川氏は動画投稿サイトなどで政策を発信。「市民目線で新しい佐野をつくろう」と刷新を訴える。

 岡部氏は4期の実績を強調。「今は市政の安定と継続が重要。16年の経験や人脈が不可欠」と主張する。

 金子氏は2度目の市長選挑戦。「30年の政治経験を生かし、市民が安心を享受できる環境を」と訴える。

■高根沢町長選

 高根沢町長選は、3選を目指す現職加藤公博(かとうきみひろ)氏(61)と新人で前町議斎藤誠治(さいとうせいじ)氏(63)の無所属2人が立候補し、前回と同じ構図で接戦を展開している。

 加藤氏は、18歳までの子ども医療費無償化やキリンビール跡地への企業誘致などを実績としてアピール。公約には「都市計画税の廃止」「副食費や小中給食費の減免」などを挙げる。

 斎藤氏は「開かれた町政の実現」を掲げ、高根沢わくわくアップ推進課新設などを提唱。町づくり五つの改革として「災害対策強化」「元気な農業・商工業の発展推進」などを訴える。

■佐野市議選

 佐野市議選(定数24)は現職18人と新人7人の計25人が立候補し、1人オーバーの少数激戦。自民、公明が各3人、共産2人、立憲民主1人、無所属が16人。地域は佐野16人、田沼6人、葛生3人となっている。