3選を決め支持者から花束を受け取る加藤公博氏(中央)=11日午後10時20分、高根沢町宝石台5丁目

 任期満了に伴う高根沢町長選は11日投開票が行われ、無所属現職の加藤公博(かとうきみひろ)氏(61)=自民、公明推薦=が、無所属新人で前町議の斎藤誠治(さいとうせいじ)氏(63)を1235票差で退け、3選を果たした。

 投票率は46.37%で、前回を2.64ポイント上回った。当日の有権者数は2万4341人(男1万2697人、女1万1644人)。

 前回と同じ構図となった町長選。加藤氏は18歳までの子ども医療費無償化やキリンビール栃木工場跡地への企業誘致などを実績としてアピールし、「都市計画税の廃止」「副食費や小中学校給食費の減免」などを公約に掲げた。斎藤氏は災害対策強化や農業・商工業発展などを訴えたが、及ばなかった。

 同町宝石台5丁目の加藤氏の選挙事務所に当選確実の一報が入ると、支持者から拍手が湧き起こった。加藤氏は「町の財政に負担をかけることなく、政策をスピーディーに実現したい。新型コロナを乗り越え、町を守り抜きたい」と3期目の決意を語った。

 一方、斎藤氏は同町上高根沢のドライブイン駐車場で「力不足で大変申し訳ない。本当に悔しい」と敗戦の弁を述べた。