真岡市長選 候補者アンケート

 【真岡】25日投開票の市長選を前に、下野新聞社は再選を目指す無所属現職の石坂真一(いしざかしんいち)氏(65)=自民、公明推薦=と前市議で無所属新人の佐々木重信(ささきしげのぶ)氏(81)に政策アンケートを実施した。新型コロナウイルス禍の地域経済対策や人口減少問題で施策の相違が浮き彫りになる一方、公共交通網はともに市内全域を対象に整備する考えを示した。

 新型コロナの影響で地域経済の長引く低迷が懸念される。

 石坂氏は「医療機関と接種会場でワクチン接種に全力」と感染防止対策の徹底を挙げ、経済対策とバランスを取り「コロナを封じ込める」とした。佐々木氏は「100年に1度の落ち込んだこの時こそ、市民に元気を与え経済を取り戻す」と訴え、市民1人に5万円を給付するとしている。

 市人口は2005年の8万3002人をピークに年々減少し、今月1日現在で7万8592人(推計)。30年は7万6475人と予想される。

 人口減少対策で石坂氏は、新産業団地の整備などに伴う雇用の創出や「子育て環境の充実で『住みたいまち真岡』を実現、UIJターン増加」を目指す。これに対し佐々木氏は水道料金の引き下げを主張し、「若い人が住みやすい環境を整え人口増を推進」と単身世帯などの負担軽減を図る。

 一方、高齢社会の進展に伴う住民の「足」の確保は喫緊の課題だ。石坂氏は「いちごバスやデマンド交通を組み合わせ、市内各地区に交通網を整備」、佐々木氏も「中心市街地だけでなく、農村部まで広げ福祉交通網を完備する」と双方が市内全域を対象とする方針を掲げた。