原老師(中央)と、雲巌寺Tシャツを持つ店員

商品化した雲巌寺Tシャツ

原老師(中央)と、雲巌寺Tシャツを持つ店員 商品化した雲巌寺Tシャツ

 【大田原】臨済宗妙心寺派の古刹(こさつ)、雲巌寺は、参拝の土産物として同寺の山門や橋をデザインしたTシャツを製作し、須佐木の商店「ヤマザキショップ須佐木かなめ店」で販売を始めた。

 須佐木地区で唯一の商店である同店は、住職の原宗明(はらそうみょう)老師が私財を提供するなどして存続が決まり、新体制で昨年7月にオープン。参拝者の要望も踏まえ、同寺は昨年12月から土産物を順次商品化。同店のみで販売することで収益向上と店舗存続を支援している。

 Tシャツは商品化第3弾で4月下旬に販売開始。白、黒、赤、青の4色で、サイズはS、M、Lの3種類ある。いずれも同寺の山門と橋をデザイン。赤、青のTシャツは、須賀川のデザイナー大窪真梨子(おおくぼまりこ)さんが描いた原老師の姿もあしらった。1枚1980円。

 副住職の秦岡高憲(はたおかこうけん)さん(36)は「参拝者向けのお土産だが、地元の人も楽しみにしてくれている。買ってもらい、助かっている。土産物販売で、この地に商店を存続させて地域社会を維持したい」としている。

 「雲巌寺ブランド」商品の第1弾は扇子とクリアファイルで、第2弾は同所の渡辺酒造が協力した日本酒「雲巌の峰月(ほうげつ)」「雲巌の玄寂(げんじゃく)」。限定300本の扇子は残り約30本になる人気という。(問)同店0287・57・0108。