間もなく端午の節句。気になる話題をアンケートで掘り下げる今回の「子育てリサーチ」は、こいのぼりやひな人形など節句飾りについて無料通信アプリLINE(ライン)の「はぐくもっと」登録者に聞いた。9割の人が子どもの節句飾りを持ち、そのうち8割が毎年飾っており、日本古来の伝統を大切にしている様子がうかがえた。一方で少数ながら、住宅事情などから節句飾りを持っていない人もいた。

 アンケートは4月8~11日に実施し、20~50代の男女42人が回答した。

 「子どもの節句飾りを持っているか」の質問に対して93%が「はい」で、ほとんどの人が何らかの節句飾りを持っていた。そのうち79%の人が毎年飾っていると答えた。また、男児がいる人が36人、女児が13人と子どもに男女差があったため、飾りの種類は端午の節句用が上位を占めた。

 端午の節句飾りの1番人気は「かぶと」で、次いで「室内用こいのぼり」だった。だが、こいのぼりの室内用と屋外用を合わせると、かぶとではなくこいのぼりに軍配が上がった。

 桃の節句飾りと言えば「ひな人形」。広い場所が必要な段飾りより、コンパクトな男びなと女びなの2体だけを飾る親王飾りを持っている人がわずかに上回った。

 コメントを見ると、節句飾りは住宅事情から場所を取らないコンパクトなものを選んだ人が多数。子どもの祖父母から贈ってもらったものと自分が欲しかったもののイメージが異なり、後悔した人も。

 子どもの節句飾りを持っていなかったのは3人。理由として「飾る場所がない」「処分に困る」(各2人)、「収納場所がない」「手入れが大変」「祝う習慣がない」(各1人)といった声があった。

子どもの祖父母が購入してくれたが、アパートに住んでおりこいのぼりは飾れないので、飾る場所や収納も広くないので室内に飾ることのできるかぶとでお願いした。 宇都宮市、女性(31)(子・男児1人)

兄弟で一つずつ購入したかったが、家が狭いため2人で一つのかぶとになりました。飾るための小物等は2人分用意した。 日光市、女性(38)(子・男児2人)

義両親が贈ってくれたかぶとは、私が欲しかったイメージとはまったく違い、一緒に買いに行けばよかったと思った。 宇都宮市、女性(31)(子・男児1人)

姉妹でひな人形は1セット。1人に一つずつ用意するべきだという話も聞くが、子どもたちも親も気にしていない。 宇都宮市、女性(44)(子・男児1人、女児2人)

長男、次男とも、父が買ってくれた。小さなものが欲しかったが、父が選んだのは大きなかぶととよろい飾りで、毎年写真を見ながらでないと飾れず。初めは面倒だと思っていたが、いい物を買ってもらっただけあり、今ではこれでよかったと思う。父が亡くなり6年。出すたびに感謝の気持ちでいっぱいになる。 宇都宮市、女性(39)(子・男児2人)

外にこいのぼりが飾れないため、かぶとにした。かぶれるものを選び、実際にかぶらせて写真を撮った。ひな人形は3段飾りだが、忙しい時はお内裏様とおひなさまだけを出している。 大田原市、女性(45)(子・男児1人、女児2人)

嫁いだ地域は、端午の節句飾りを嫁の実家が準備する風習で、かなりの出費に。お祝いでもこいのぼりをたくさんもらい、とても盛大だった。一大行事で大変だったが、勇壮に泳ぐこいのぼりを見て、子どもの誕生を多くの方が祝ってくれていることを実感した。 那須塩原市、40代女性(子・男児1人)

親が伝統を重んじるタイプで、こいのぼりのほか五月人形やかぶとも買うとやる気満々。わが家はそこまで広くないし、自分は幼い頃ひな人形や五月人形が怖かったので「屋内用の小さなこいのぼり以外はいらない」と断るのが大変だった。 下野市、女性(33)(子・男児1人)

屋外に飾れそうなところがなかったため、大きなこいのぼりのぬいぐるみを百貨店で買った。またがって遊ぶこともできるので、これにしてよかったと思う。 栃木市、女性(29)(子・男児1人)