左から阿部哲夫氏、粉川昭一氏

 日光市の大嶋一生(おおしまかずお)市長の死去に伴う市長選は16日告示される。いずれも無所属新人で、前市議粉川昭一(こなかわしょういち)氏(57)と、元副市長阿部哲夫(あべてつお)氏(71)=自民推薦=が立候補を表明しており、自民党系2人による一騎打ちとなる公算が大きい。投開票日は23日。

 粉川氏は大嶋氏と政策作りなどを長年共にしてきた盟友で、「信条を引き継ぎつつ、次の段階に発展させる」と訴える。新型コロナウイルス感染症対策として現行の市の体制を拡充した対策センターを立ち上げる。市民の負担軽減を図るため有料の指定ごみ袋の料金見直しなどに取り組む。

 阿部氏は40年間の行政経験で得た知見や人脈を強みに「県、国との太いパイプを活用し市民の不安を軽減する行政運営を行う」と強調。コロナ対策はまん延防止臨時給付金として高齢者や子どものいる家庭に1世帯一律1万円を支給する。税収増や雇用確保へ新産業団地の造成なども進める。