小学生にクライミングを指導する楢崎選手=16日午後2時55分、宇都宮市馬場通り4丁目

 今夏の東京五輪スポーツクライミング複合男子日本代表で宇都宮市出身の楢崎智亜(ならさきともあ)選手(24)=TEAM au=が16日、宇都宮市のバンバ市民広場で特別講演会を開き、市内の小学生らに目標を持つ大切さや“壁”を乗り越える秘訣(ひけつ)を伝授した。

 新型コロナウイルス禍による不安やストレスで社会に閉塞(へいそく)感が漂う中、明るく前向きに生活できる活力を生む機会をつくろうと宇都宮青年会議所が企画。親子連れら約400人が耳を傾けた。 

 対談形式の講演で楢崎選手は「自分がワクワクするような目標の方が頑張れる」「自分がどういう状況の時に強いか知ることが大切」などと自身の経験を交えて説明。小学生向けのクライミング教室も開き、最後に応援メッセージが入った国旗を受け取った。

 宇都宮市日の出2丁目、小学2年前田麦(まえだばく)君(8)は「とても勉強になった。今日聞いたことを次の機会に挑戦してみようと思う」と話した。