» 動画ページへ

ずらりと並ぶ「回転蔟」にできた繭=9日午後2時25分、小山市三拝川岸

 古くから養蚕が盛んな栃木県小山市内で、今年最初の繭作りが行われている。

 養蚕業に50年以上携わる同市三拝川岸、JAおやま養蚕部会長の五十畑(いかはた)茂(しげる)さん(73)方では約25万頭の蚕を飼育。桑の葉で7、8センチに成長させた後、木枠に間仕切りした紙箱を並べた「回転蔟(まぶし)」と呼ばれる器具で糸を吐かせる。10日ほどで繭が完成するという。

 9日は、7日に蚕を移動させた回転蔟がずらりと並ぶ室内で、五十畑さんが繭の状態を見たり、風通しを確かめたりした。18日に繭約500キロを初出荷できる見込みという。繭作りは10月までに計4回行われる。

 五十畑さんは「最近は天気がいいので、よく乾いて良質な繭に育つのではと期待している」と話した。