例年7月の祇園祭の夜に打ち上げられてきた花火(涌井明男さん撮影)

 茂木町の夏のイベント「祇園祭ふるさともてぎ夏まつり」の呼び物の一つになっている花火大会について、町商工会は11日、規模を5分の1程度に縮小して盆中の8月13日に開催することを決めた。夏の花火が上がるのは2年ぶり。

 同大会は本格的な夏の訪れを告げる祇園祭の夜のイベントとして人気だが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となった。祇園祭の山車巡行やおはやしは今年も行わないが、「我慢を強いられる中で少しでも気持ちが和めば」と帰省客も見られる盆中に実施することにした。

 例年、花火は500万円程度の予算をかけて午後7時過ぎから1時間程度、城山公園で打ち上げられ、花火を見やすい街中心部に見物客が多く集まる。今年は寄付を募らずに内部の剰余金や町の補助金などを充て、打ち上げ時間を短縮。密を避けて自宅近くで見るよう呼び掛ける。茂木ケーブルテレビでの生中継も検討する。

 同商工会の半田和男(はんだかずお)副会長は「新型コロナ収束と商工会会員の商売繁盛を願い、帰省客がいる時季に『町は元気だ』と伝えたい」と話した。