ビデオ会議アプリを使って開かれた那須塩原市議会の議会運営委員会=1月26日

議会改革度調査ランキングの全国、県内トップ5

ビデオ会議アプリを使って開かれた那須塩原市議会の議会運営委員会=1月26日 議会改革度調査ランキングの全国、県内トップ5

 早稲田大マニフェスト研究所が今月までにまとめた2020年度の全国の議会改革度調査ランキングで、那須塩原市議会は16年度の15位を更新し、栃木県内で過去最高位となる全国13位となった。新型コロナウイルス禍で通常の議会運営や住民との意見交換が難しくなっている中、オンライン・デジタル技術を活用した積極的な活動が評価された。

 調査は10年度から実施し11回目。今回は今年2~3月にメールなどで全地方議会に問い合わせ、「情報共有」「住民参画」「機能強化」の3項目、全53問の回答内容に応じて採点した。

 回答率は78.5%(1404議会)で、県内は県議会を含む26議会中、23議会が回答した。

 その結果、市議会は全体で13位となり、前年度の62位から躍進した。項目別では住民参画が9位、機能強化は11位、情報共有は287位となった。

 2項目で上位に入った要因について同研究所は、市議会が高校生との意見交換会を開いたことや、コロナ対策として常任委員会などをオンライン開催できるよう規則を改正したこと、市民向けの議会報告を動画投稿サイトで公開したことなどを挙げている。

 市議会の松田寛人(まつだひろと)議長は「広聴広報委員らの努力により、これまで得点が低かった住民参画などの項目で高評価を頂けたことはよかった。今後もさらなる議会改革に取り組んでいきたい」と意欲を示した。

 全国1位は茨城県取手市議会、2位は北海道芽室町議会、3位は兵庫県西脇市議会。県内ではほかに、60位が那須町議会、119位は宇都宮市議会、136位は栃木市議会だった。