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日光白根山(右奥)を背に雲が水鏡に映る鬼怒沼=19日午前11時50分、日光市川俣

 栃木県日光市川俣と群馬県片品村にまたがる鬼怒沼の水面に周囲の山々や雲が映り込む「水鏡」が見られ、幻想的な景観が広がっている。

 鬼怒沼は標高約2千メートルの高層湿原で、大小約250余りの池塘(ちとう)が点在する。本県側からは奥鬼怒温泉郷を出発して山道を2時間半ほど歩けばたどり着ける。

 19日は県内各地で猛烈な暑さに見舞われたが、地上と比べて10度以上気温が下がる鬼怒沼は別世界。コロナ禍で例年より数は減っているものの、この日も早朝から数組の登山客が訪れ、写真に収める姿が見られた。

 同温泉郷で旅館「加仁湯」を経営する小松輝久(こまつてるひさ)社長(56)は「これから高原植物のキンコウカやサワランが楽しめる。密を避けながら奥鬼怒の自然を満喫していただければ」と話していた。