コストコの出店場所

 栃木県壬生町は21日、会員制倉庫型店舗を展開するコストコホールセールジャパン(川崎市)の本県初となる同町への出店が決まり、27日に県庁で立地協定を締結することを明らかにした。出店予定地は同町壬生丁と安塚にまたがる区画整理事業地。オープン予定は来年夏で、早ければ7月にもオープンが見込まれている。

 立地協定の締結式には、同社のケン・テリオ代表取締役と小菅一弥(こすげかずや)町長が出席し、福田富一(ふくだとみかず)知事の立ち会いで協定書を取り交わす。協定は、地域雇用の推進や地域経済団体との積極的な交流、地域産品の販売などの内容になる予定。

 出店予定地は「六美町北部土地区画整理組合」の事業地。県道羽生田上蒲生線に面し、北関東自動車道壬生インターチェンジ(IC)や、2022年度末に完成予定の下野スマートICからも近い。店舗は、ガソリンスタンドを併設した平屋のコストコの標準的なタイプになるとみられる。

 コストコの壬生町への誘致を巡っては19年9月、小菅町長が町議会で「経済波及効果や雇用創出が期待できる」として積極的に誘致する方針を表明。同社と継続的に折衝を続けていた。町の調査によると、出店により年間200万人規模の集客が見込めるという。

 コストコは生鮮食品、日用雑貨、家電、衣料品などを幅広く取り扱う米国発祥の会員制大型小売店。広い店内に仕入れた商品をそのまま陳列するなど徹底した経費節減や、年会費を集めることで低価格を実現している。