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後援会会員らを前に演奏する棚瀬さん

 津軽三味線奏者として活躍する洗足学園音楽大(川崎市)1年棚瀬敬太(たなせけいた)さん(18)=黒羽高卒、那須塩原市出身=を応援しようと、大田原市黒羽・両郷地区の有志らが後援会を設立し、24日、旧両郷中の市芸術文化研究所で結成記念演奏会を開いた。会員を募っており、高崎和夫(たかさきかずお)会長(73)は「日本を代表する津軽三味線奏者になるようバックアップしていきたい」と話す。

 棚瀬さんは小学2年で津軽三味線を始め、各種大会で入賞、優勝している。昨年8月はプロの津軽三味線グループが初主催したオンライン大会の津軽じょんがら節部門一般の部で優勝。同11月の「津軽三味線津軽民謡全国大会inびわ湖」では3部門で頂点に立った。

 今年3月には日本の伝統文化を後世に引き継ぎ、世界に広める活動を行う栃木県関係者を支援する「日本伝統文化継承者育成実行委員会」(本部・宇都宮市)の助成金の大賞に選ばれた。

 後援会は、棚瀬さんの活動支援と会員相互の親睦を図るのが目的。地域イベントの企画や出演の取り次ぎ、活動資金の援助などを行う。年会費(1人3千円)と寄付金で運営する。 

 記念演奏会には会員ら約30人が来場。棚瀬さんは「津軽あいや節」「津軽じょんから節」、吉田兄弟の「鼓動」など10曲を披露した。大田原市、佐藤育子(さとういくこ)さん(78)は「素晴らしい演奏だった。真っ先に入会した。応援していきたい」と感激していた。

 黒羽高元校長高萩和幸(たかはぎかずゆき)さん(61)は「在学中だけでなく、卒業後も地域の方々に支えていただき、ありがたい」と感謝。棚瀬さんは「応援、ありがとうございます。世界で活躍できる津軽三味線奏者になりたい」と誓っていた。

 (問)事務局の高崎真美(たかさきまさみ)さん090・2176・4564。