オンライン取材で近況を語るDeNAの入江。7月は2軍戦に登板し、右肘故障からの復帰への道を順調に歩む

 長いリハビリ期間を経てイースタン・リーグの7月11日のロッテ戦、25日の日本ハム戦に登板しました。2カ月ぶりのマウンドで実戦感覚や打者との勝負の部分を確認することができました。

 特に日本ハム戦は直球を良い力感で投げられました。3回限定だったので力を入れましたが、けが前よりホップ(浮き上がる)成分の数値が高く、良い回転数のボールが行っていました。

 今の課題は変化球。この2試合は直球系のストライク率は5割超でしたがカーブ、スライダー、カットなどが5割未満。プロ入り後の公式戦は対左打者の被打率が1割台なのに対し、右打者の被打率が4割超。(右打者から逃げていくタイプの)変化球精度を高める作業が大事になります。

 リハビリは終わりましたが、まだ何も結果は残していないので安心感はありません。投球フォームも含め、できるだけレベルアップすることに重きを置いていきます。

 先日、母校の作新学院が夏の県大会で優勝しましたね。決勝戦はネットのライブ配信で見ていて、接戦で手の汗が大変なことになりました。自分でプレーする方がはるかに気持ちが楽ですね。

 僕たちの頃が6連覇。その時も「記録を止めてはいけない」という重圧があり、開幕1カ月くらい前から授業中も胸がドキドキした。今回の10連覇はより緊張感があったはず。期待に応えた選手たちに「すごい」という言葉しか出てきません。

 しっかり歴史をつないでくれたことはいい刺激になりました。後輩たちには及びませんが、僕も自分なりに頑張っていきます。