町内に長期間店がない「ラーメン屋」を誘致しようと栃木県茂木町が行う補助事業に全国から問い合わせが相次ぎ、8業者が出店の意思を示す人気となっている。反響の大きさに町商工観光課は「まず1件開業を成功させ、町活性化につなげたい」と意気込んでいる。

 町役場近くで昨年夏まで営業していた元居酒屋の空き店舗に、町が開店費用の一部や家賃を補助する好条件で業者を募っている。

 県よろず支援拠点や町のツイッター、新聞記事等で情報が拡散し、町には北海道から九州まで計24件の問い合わせが殺到。7月末までに14事業者が物件を内覧した。このうち県内と関東近県の法人と個人計8業者から、一次の書類審査に応募する意思が示された。

 町は事業計画書や経営資料、登記簿等の審査を経て、23日以降古口達也(こぐちたつや)町長らによる面談を行い月内に業者を決める。本年度内の開業を希望している。

 応募業者には人気の有名店も含まれるという。募集期間は当初8月末を予定したが、反響が大きく締め切りを1カ月繰り上げた。

 滝田隆(たきたたかし)商工観光課長は「当初2カ月の募集で2、3件と思った。外れた業者に別の物件を紹介するなど、次の案内もしていく」と話している。