御幸ケ原・岡本エリアの再編後のバス路線図

宇都宮市竹林保育園近くを走る廃止予定の路線バス=15日午後、宇都宮市

御幸ケ原・岡本エリアの再編後のバス路線図 宇都宮市竹林保育園近くを走る廃止予定の路線バス=15日午後、宇都宮市

 路線バス「関東バス」を運行する関東自動車(栃木県宇都宮市簗瀬4丁目、吉田元(よしだげん)社長)は10月1日、宇都宮市の北東部の岡本・御幸ケ原・平出エリアで東武宇都宮駅とJR岡本駅などを結ぶ路線を4路線から実質1路線に統合し、新ルートに変更する。今回のような大幅減となる路線数の再編は初めて。利用者が多い停留所を選んで新ルートを考案した。

 コロナ禍で利用客が激減する中、一定のエリア内で分散していた路線を統合し、運行を集中することで運行便数を増やすのが狙い。統合した路線は約30分間隔で運行する。

 現在の路線は(1)宇都宮東武-竹林-上野団地-岡本駅西口線(平日、岡本駅方面4便)(2)宇都宮東武-御幸ヶ原元町-岡本駅線(同6便)(3)宇都宮東武-東町-上野団地-岡本駅西口線(同12便)(4)宇都宮東武-東町-岡本駅-和久線(同4便)-の4路線。

 10月からは(1)JR宇都宮駅東口-御幸ヶ原元町-岡本駅西口線(同26便)(2)和久線(同2便)-に再編する。和久線は(1)とほぼ同じルートで、岡本駅西口から和久までが加わる。

 岩曽町、御幸町、岡本駅(東口)などの停留所を通る路線は廃止となる。コロナ禍以前から利用が少なく、リモートワークなどの影響で朝夕の通勤利用客も減っているという。

 現在の路線は、岡本駅からJR宇都宮駅西口を経由し、大通りを通って東武宇都宮駅に至る。統合後はJR宇都宮駅東口が発着の起点。東口発着により運行時間を約40分間短縮でき、その分を増便に振り向ける計画。平日の便数自体は現在より、上り下りが計5便増となる。

 同社路線バス部は「不便になるお客さまもいるかもしれないが、増便で利便性が高まる」としている。

 10月1日には、宇都宮駅東口-東図書館-平出工業団地線のルート変更に伴いカンセキ前-中今泉三丁目間の停留所が廃止になるなど5路線でのルートの一部変更や、各営業所管内でのダイヤ改正も行われる。