町有林の木材を組んで造られたふみの森もてぎ図書館の大空間

ふみの森もてぎに届いた「木の建築大賞」の賞状

町有林の木材を組んで造られたふみの森もてぎ図書館の大空間 ふみの森もてぎに届いた「木の建築大賞」の賞状

 【茂木】図書館を核にした茂木の複合文化施設「町まちなか文化交流館 ふみの森もてぎ」が、昨年開催された「第15回木の建築賞」(NPO法人木の建築フォラムなど主催)大賞を受賞し、17日までに賞状が届いた。同館が建築関係の賞を受賞したのは4件目で、優れた木造建築に新たな勲章が加わった。

 同賞は木材文化の向上を目的としており、第15回は「関東・甲信・静岡地区」を対象に行われた。全29点の応募があり、2次選考に残った19点(作品17点、活動2点)の中から、町有林の木材を公共施設に生かす取り組みや木材で無柱の大空間を生む優れた設計と施工が高く評価され、大賞に選出された。設計を担当した龍環境計画(東京都中野区)から、額に納めた「木の建築大賞」の賞状が10日に届いた。

 同館は2016年に開館。町有林のスギ材を組んで造った幅16・2メートル、奥行き21・6メートルの広大な空間を、図書館の書架中心にさまざまな用途に使っている。県マロニエ建築賞「まちづくり貢献賞」を同年に受賞して以降、「日本図書館協会建築賞」など優れた建築に与えられる賞を過去3件受賞している。

 小林裕子(こばやしゆうこ)館長は「一般の利用者も木のぬくもりを褒めてくださり、建築の参考にしたいという人も訪れる。改めて評価を受けうれしい」と話した。