芳賀地区広域行政事務組合消防本部は17日、真岡消防署西分署の消防車両を車検の有効期限が切れた状態で216キロ運行したと発表した。車検の満了日は8月29日。以降、今月16日までの17日間に5回運行した。

 消防本部によると、16日、西分署職員が運行スケジュールの調整中、車検切れに気付いた。車検手続きは西分署職員が行っていたが、なされていなかった。担当者が明確でないなど管理体制の不備が要因。17日、真岡署に事案を報告した。

 車両はステーションワゴン型の指令車。講師として職員を派遣している県消防学校や管内分署への移動のため5回使った。緊急走行はなかった。中三川祐二(なかみかわゆうじ)消防長は「住民の皆さまに深くおわび申し上げる。再発防止に取り組み、信頼回復に努めて参ります」とのコメントを出した。

 事務組合は今後、職員綱紀委員会を開き、関係した職員の処分を検討する。

 2016年10月にも益子分署のタンク車を車検切れの状態で運行していたことがあった。