» 動画ページへ

JR鹿沼駅前に設置されたシウマイ像=22日午後、鹿沼市

 「シウマイ」の崎陽軒(横浜市)の初代社長故野並茂吉(のなみもきち)氏(旧姓渡辺、1888~1965年)が鹿沼市加園出身であることから、鹿沼商工会議所などが制作していた「シウマイ像」が完成し22日、JR鹿沼駅前で除幕式が行われた。

 像の大きさは縦90センチ、横85センチ、奥行き280センチ。市特産の深岩石(ふかいわいし)を四つ使用した。事業費は非公表。

 デザインや彫刻は東京芸術大美術学部彫刻科非常勤講師の石井琢郎(いしいたくろう)さん(42)が手掛けた。シューマイが多くの人の手で握られ作られてきたという茂吉氏の言葉をテーマに据え、像を正面から見た中心部分の空洞に「握る」という行為を表現したという。

 除幕式には福田富一(ふくだとみかず)知事や佐藤信(さとうしん)鹿沼市長、崎陽軒の野並直文(のなみなおぶみ)社長など関係者約50人が出席。

 同商議所の木村剛考(きむらよしたか)会頭(75)は「多くの人に像を見てシューマイについて知ってもらい市全体を盛り上げていきたい」とあいさつ。野並社長(72)は「生まれた地にシウマイ像ができ、茂吉本人が一番喜んでいると思う。シューマイの消費量は横浜が1位。鹿沼市にはぜひ2位になってもらいたい」と話した。

 同商議所は昨年10月、崎陽軒やシウマイ像の監修をした東京芸術大と覚書を締結し、シューマイのまちづくりを進めている。